お子様の出身地
東京都
お子様の出身高校
青山高等学校
お子様の部活・習い事
バドミントン部
お子様の部活の引退時期
高3の6月
お子様の受講科目
数学・英語
息子は小さい頃から「将来この職業につきたい」と特定の夢を語るタイプではなく、自己主張もあまりしない性格だったので、将来の夢は実ははっきりと聞いてはなかったんです。ただ、もともとゲームが大好きで、大きくなるにつれてプログラミングにも興味を持ち始めているなとは見ていて感じていました。
また、私の方からも、特にこういった職業についてほしい、というものも話していません。親の価値観でああしろこうしろって言っても、今の時代どんどん価値観が変わっていくので、子どもの価値観で決めるべきというのもありますし、何より息子に任せても大丈夫だと信頼していました。
学校が「自分の進路は自分で考えさせる」という方針で、進路選択に関しての三者面談は行わず、教師と生徒のみの面談だったんです。ですから、息子がどの大学を受験するかについては家庭での話し合いは特になく、息子が自分で決めたことを受け入れていたという状況でしたね。息子が悩んでいるようであれば相談に乗ろうとも考えていたのですが、きちんと自分で決めていました。
本人に任せて不安じゃなかったのかと聞かれることもありますが、私自身が親からこうしなさいと言われたことがなく、先程もお話したことと重複しますが、同じように息子が選んだことを尊重したいと思っていましたね。上の兄が理系に進学しており、なんとなく理系に進学したときのイメージがあったのもあると思います。
高校に入学してから、部活や学校の課題で忙しく、通塾の時間が物理的になかったので、高校3年生になるまでは塾に行かなかったんです。また、本人が乗り気ではなかったこともありますね。
しかし、高3の春頃に周りが受験モードにだんだん切り替わっていき、本人も学校に残って勉強することが増えてきたので、あ、意識が変わったんだなと感じました。ゲームの時間も減って、休みの日も頑張っている姿をよく見るようになりました。
受験が近づくにつれて、さすがに自分だけで勉強していくのはどうなのかな、客観的に見てもらわないといけないんじゃないかと思って、私から勧めました。本人はもともと塾に行く気がなかったようなのですが、「好きな数学はともかく、苦手な英語などは、自分でやっているだけでは時間を投下しても学力が上がりにくいから、客観的にこうしたほうがいいと言ってもらったほうがいいんじゃないの?伸びしろあると思うよ」と伝えたところ、最終的に行く気になっていました。
最初はいくつか通う塾を選んで本人に見せました。ただ、最寄り駅にも、通学路にも位置しておらず、わざわざ経由地を増やして通う時間がもったいないと言われてしまって…。加えて、高3の夏から検討をはじめたこともあり、兄が通っていた集団塾ではカリキュラムが決まっていたので、年度の途中から始めるのはあまりメリットがないかもしれないとも感じていました。
そんな時、夫が以前からatama+を知っていたこともあり、塾に行くとしたら効率的だしこういうシステムが使える所が良いんじゃないか、と言っていたのを思い出しました。調べてみると、自宅でできると書いてあって、息子に提案してみたら、これならやってみたいと言ったんです。塾を検討し始めたのが夏だったので、映像授業とかだと順番にみていく必要があって膨大な量になってしまい、弱点だけをピンポイントでできないと間に合わないのかなと思っていて、ここなら間に合いそうだと思いました。
受験を終えて、きちんと結果も出たので、通わせてよかったと思います。特に、良かった点としては、繰り返しになりますが、①わかっていないところだけ効率よく勉強ができたこと、②オンライン塾ということもあり、自分のペースに合わせて勉強ができたこと、そして③値段が抑えられたことです。塾の費用は、講習費用などを後からどんどん追加することが多いイメージでしたが、atama+ オンライン塾は明確で、かつ通わせやすい値段だったのでよかったです。
また、息子はあまり自分から話をするほうではないのですが、スタディトレーナーから志望大学に合わせた参考書や対策についての情報をもらった、という話を聞くこともありました。
長時間、家で勉強に取り組むことが大変だった日も、時にはありました。自宅で勉強する場合は、周囲の環境との切り替えが難しいのか、何度も飲み物を取りに行くなどの行動をとるのを目にすることもあったんです。そんな風に勉強に煮詰まってそうだな、と感じたときは雑談をして気分転換できるようにしていました。とにかく話を否定せず、愚痴を受け止めることを意識していましたね。
基本的には子どもの主体性を重んじつつ、困ったときに手を差し伸べられるようにすることですかね。
もちろん私も心配にはなるので、模試や学校のテストの結果は共有してもらって、校内でどのくらいの順位だったらどのくらいの大学に行けそうかだけは把握して、大丈夫なうちは何も言わないようにしていました。また、Xやニュースで受験に関する情報を色々調べて、相談されたときにきちんと相談に乗れるようにしつつ、もし自分から何か提案をする場合も最終の意思決定は子どもがするように意識するといいかなと思います。
下の図はatama+のログイン頻度を表すグラフです。志望校別の過去問対策が増える受験直前を含めて、入塾以降、毎週コンスタントに4日以上atama+にログインして学習をしている様子が伺えます。家で毎日学習していたということがインタビューでもありましたが、Yさんはしっかり学習が習慣化し、効率的に成績が伸びていったのではないかと考えられます。
下の図は合格した単元を時系列で積み上げたグラフで、累計の学習量と学力の伸びが分かります。夏から始めるので効率的に学習をしたいという発言がありましたが、まずはおよそ8月中に基礎部分を固めることで、その後、難易度を上げながら応用力・実践力を定着させていった様子が見てとれます。