高校生が机の前で焦って勉強しているイラストのタイトル画像。

【やばい】定期テスト直前の勉強法~前日で焦っているあなたへ

「全然勉強していないのに、気づいたら定期テスト直前!」と焦っていませんか?そんなあなたに、この記事ではテスト一週間前・前日の対策方法についてお伝えします。

テスト一週間前の過ごし方&勉強法

自分の部屋で勉強する学生の写真

テスト一週間前からテスト対策を始める場合、勉強のポイントは「取り組む範囲を思い切って絞ること」です。全部を完璧にするには時間が足りないため、作戦を立てましょう。

テスト範囲を確認する

まずは、改めて落ち着いてテスト範囲を確認しましょう。

・「絶対出題されそうな最重要単元」はどこか
・「すでに頭に入っていること/全く勉強できていないところ」はどこか

と項目を整理します。すでに頭に入っていることは、勉強対象から外すことができます。

勉強することを絞る

全体像を掴めたら、さらに勉強する内容を絞っていきます。絞り方はいくつかありますが、今の自分に一番合った作戦を立てましょう。

絞り方① 得意教科に絞る

1つ目は、得意教科に絞る、という考え方です。全教科を広く浅く勉強しようとすると、全部いまいちな点数になってしまう可能性があります。「1教科でもいいから良い点数を取りたい」「自信をつけたい」という人は、取れる教科できっちり点を取るために、得意教科に力を入れて勉強しましょう。

絞り方② 暗記に絞る

2つ目は、暗記に絞って勉強する、という考え方です。定期テストには、「知っていれば正解できる問題」もいくつか出題されます。例えば、英単語・漢字・用語などを問われる問題などです。覚えるべきものをしっかり暗記していれば、点数に直結します。「どの教科も最低限の点数は取りたい」という人は、暗記に力を入れましょう。

絞り方③ 絶対に内申を上げたい・落としたくない教科に絞る

3つ目は、絶対に落としたくない教科に絞る、という考え方です。公立高校を受験する中学生や、指定校推薦を狙っている高校生の場合、目標としている成績(評定・内申点)がある人もいるのではないでしょうか。目標に届くか危うい教科があれば、その教科に絞って対策するのも手です。

睡眠をよく取り、集中して勉強する

何に絞って対策するか作戦を立てられたら、残った時間を最大限使って勉強を進めましょう。そのとき注意したいのが、「睡眠時間は絶対に削らないこと」です。充分に睡眠を取れていないと、脳がうまく動かず、翌日の勉強の効率が悪くなってしまいます。テスト直前はついつい「睡眠時間を削れば時間を確保できる!」と思ってしまいますが、それは逆効果ということです。しっかり寝て、スッキリした頭で、集中して勉強しましょう。

テスト前日の過ごし方&勉強法

朝ごはんを食べる学生の写真

「テスト前日なのにノー勉!」という場合は、今の持っている力を最大限発揮できるようにすることが大切です。

テスト当日に、脳がよく働く状態をつくる

テスト前日まで勉強できていないと、「一夜漬けで勉強だ!」と考える人も多いのではないでしょうか。しかし、前の章でお伝えしたように、睡眠が足りないと脳が本来のパフォーマンスを発揮してくれません。つまり、本来なら解けるはずの問題も、頭がぼーっとして解けなくなってしまうということです。自分の力を最大限発揮するために、テスト前日はしっかり寝ましょう。また、脳にエネルギーを送るために、当日の朝は朝ごはんをしっかり食べましょう。ごはん・パンなどの炭水化物や、甘いものがおすすめです。

最重要なことだけ復習する

テスト前日・当日朝など、短い時間でテスト対策をする場合は、最重要ポイントに絞って復習しましょう。授業の中で、先生が「ここが重要」「ここはテストに出るよ」と言っていた箇所はありませんか?特に、用語の暗記は点数に直結しやすいため、「先生が重要と言っていた用語」に絞って復習するのがおすすめです。

力を尽くしたら、テスト結果を今後に活かそう

明るい部屋で勉強する学生の写真

テスト勉強が不足すると、思ったより点数が取れず、残念に感じることもあると思います。しかし見方を変えれば、勉強不足のときは、自分の真の実力を見極めるまたとないチャンスです。自分の得意/苦手な教科や、授業だけでは理解できなかったところがはっきり分かるため、次のテストや受験に向けた学習計画を立てやすくなります。テスト当日に全力を尽くしたら、「実力が分かるせっかくのチャンス!」と気持ちを切り替えて、最大限このチャンスを活かしましょう。

テスト結果を見て、自分の得意・苦手を知ろう

全教科のテスト結果が返ってきたら、必ず振り返りをしましょう。その際、以下の2つの観点で結果を見てみると、自分の実力を把握することができます。

観点① 教科ごとの得意・不得意を確認する

まずはどの教科が得意/苦手なのかを確認します。教科によってテストの難しさが違うため、できれば「平均点と比べてどのくらい点数を取れたか」を確認しましょう。例えば以下の場合、苦手な教科はどちらでしょうか?

・英語…自分の得点60点(学年の平均:65点)
・数学…自分の得点50点(学年の平均:40点)

自分の得点だけ見ると、英語のほうが点数が高いため、得意教科のように見えます。ただ、平均点と比べてみると、英語は平均点以下、数学は平均点以上の得点ですね。こう見ると、今回は数学のほうが良い結果だったと言えます。

観点② 単元ごとの得意・不得意を確認する

教科ごとの得意/苦手が分かったら、教科の中のどの単元が得意/苦手なのかを確認します。定期テストは、基本的にいくつかの単元から出題されています。

・単元Aは正解できたけど、単元Bは全然わからなかった
・英単語はほとんど書けたけど、長文は読めなかった

といったように、単元ごとの理解度を確認しましょう。

何を重点的に勉強するか決めよう

テスト結果を分析できたら、次こそは良い結果を出すためにも、今後何を重点的に勉強するか決めましょう。「自分の苦手な教科・単元を重点的に勉強する」という考え方もありますし、「得意な教科・単元をもっと伸ばす」という作戦でもOKです。何を勉強するか決めたら、必ずスケジュールを立てましょう。スケジュールを立てるときは、以下の2つを決めると安心です。

①復習する日を決める

「勉強する」と決めた教科・単元について、今回のテスト範囲の復習をしましょう。やる日を決めて、カレンダーやスケジュール帳に登録しましょう。

②次のテスト勉強を始める日を決める

「勉強する」と決めた教科について、次回のテスト勉強をいつから始めるか決めましょう。テストの2週間以上前がおすすめです。始める日を決めたら、こちらもカレンダーやスケジュール帳に登録して、忘れないようにしましょう。

「何を勉強したらいいか分からない」「一人で計画を立てるのは不安」という場合は、学校の先生や塾の先生など、周りの人に相談してみてください。もし周りに相談できそうな人がいなければ、atama+塾はいつでもあなたを待っています。無料の初回面談でも相談できますし、お試し入塾で複数回相談することもできます。ぜひ気楽にお話に来てくださいね。

まとめ

以上、テスト直前の勉強方法と、テスト結果の活かし方について解説しました。

【ポイントのおさらい】

  • テスト一週間前の場合、テスト範囲を落ち着いて確認して、勉強することを絞る
  • テスト前日の場合、当日に力を最大限発揮できるよう生活を整え、最重要ポイントだけ復習する
  • テストが終わったら、結果を分析して、今後の勉強計画を立てる

時間がないときも、落ち着いて作戦を立てれば、やれることはたくさんあります。もし期待通りの点数を取れなかったとしても、きちんと分析して勉強に活かせば、あなたの力になります。まずは焦らず、「今何をすべきか?」の整理から始めましょう。

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